デペンデントハウスのハウスメイド事情


デペンデントハウスハウスメイド事情1※1

先日「アメリカ式家政法」という本を紹介した際も触れた様に、
デペンデントハウスエリアの住戸には日本人のハウスメイドが雇われていました。

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といっても各家庭が個別に雇っていたわけではなく、そうしたハウスメイド達は
軍から派遣、支給されていたのだそうです。

募集に応募すると何週間かのメイドスクールでの訓練期間があり、
そこでTOP画像の様なテーブルセッティングやベッドメメイキングなど
基本的な事を一通り研修を受け、その後各家庭に配置されました。

ハウスメイドの仕事は多岐に渡り、掃除、洗濯、料理はもちろんベビーシッターまで。
でも彼女たちはとても優秀で、そうした仕事を早々にマスターできてしまったようです。

子どもと遊ぶハウスメイド※2

彼女達からすれば他の日本人には立ち入る事の出来ないアメリカを感じる事ができ、
英語も覚えられる数少ないチャンスだったのかもしれません。

デペンデントハウスも大きい物になると下の図面の様にキッチンの隣にトイレが
付いている物がありますが、そこはハウスメイド用として機能していたようです。

メイド用レストルーム

来客時にリビング側に直接出ずに他の部屋に出入り出来る様な
導線が確保されているのも特徴的です。

接収住宅などでは住み込みの場合もあったようですが、
ワシントンハイツ等は別棟としてメイド宿舎がありました。

全827戸の住宅に対して416名を収容できる宿舎ですから、
そこに寝泊まりする人の他はハイツまで通った方もいたとの事です。

メイド宿舎

メイド宿舎は外観や屋根勾配こそ他のデペンデントハウスと調和をが計れる様な
外観になっていますが、内部はトイレ、浴室、洗面所は共用となっています。

居室としては1間の収納+6畳敷きの部屋が小分けになっている事から、
占領軍住宅の記録」ではデペンデントハウスの施設の中で唯一日本の伝統的な
建築様式であると考察しています。

と、また建築的な視点になってしまいました(笑)

実際のハウスメイド達の雰囲気がどんな感じだったのか気になりますが、
こちらのHPでその当時の雰囲気がとても伝わってきます。

古書店でもあるこちらは取り扱っている書籍も興味深いです。

終戦後、進駐軍家族住宅のハウスメイドとして華麗に転身した彼女たち。
その当時日本人として1番身近にアメリカを感じていたのだと思います。

彼女達の目に映ったアメリカはどんなものだったのでしょうか。

ハウスメイド※3

※1※2※3「占領軍住宅の記録(下)」掲載 ENGINEER SECTION FEC 「Dependent Housing」より
他「Dependents Housing」より
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