デペンデントハウス A-2型住宅 図面


戦後、進駐軍人とその家族の為に建てられた住宅の資料集
「Dependents housing」には写真、図面が多数収録されています。

平屋の住宅のタイプとしてはA〜Cの3タイプがあります。
これは広さがちがう訳ですが、広さの違いは住む人の
階級によって変わったのだそうです。

さらにA,Bタイプは1型,2型とベッド数によって違いがあります。
2階建ての物はそれぞれA-1a,A-2a,B-1a,B-2aとなります。

その中でもTOPの画像のA-2型住宅は形も方形で約29坪と今だと標準的な大きさです。
ちなみに代々木公園にあるのはB-2型住宅です。

そんなA-2型住宅の図面ページがこちら。

しかしこのデペンデントハウスに収録されている図面関係は当時
現場で大工が在来工法で対応できるという事から、なじみのある尺寸で描かれています。

今みるとちょっと見ずらいため「ミリメートル mm」にして起こし直してみました。

大きさ感がわかる様に右に6畳の畳とワゴンタイプの車両を並べてみました。
尺を無理矢理ミリメートルに直しているので数字がかなりへんてこですが
ご容赦ください(笑)

Aタイプは階級の下の者用という事ですが、それでもゆったりとつくられています。
3ベットルーム1バスルームの3LDK 約97.5㎡ 29.5坪 です。

特徴はやはり玄関が無い事、広いリビングルーム(約10坪 20畳!)、ベッドルームの間にバスルームです。このバスルームがベッドルームに付属という考え方は向こうでは当たり前なんですね。

確かに生活を考えると合理的です。ホテルもこの形で部屋が独立したものです。
日本ではどうしても水回りをまとめるという作る側の都合が優先しがちですが
考えてみるとおかしな話です。

米軍ハウスの元になったデペンデントハウス。
よく見ると生活の必要最小限が詰め込まれているこの家は
「生活する」という事の基本の「き」が詰まっている様な気がします。

こうするとハウスの内部のレイアウトを考えたくなりますが
それはこちらのサイトが楽しいですのでぜひ(笑)

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