価値観を共有する「コーポラティブスタイル」の家づくり



“A good back garden” / OSU Special Collections & Archives

家を建てる時、外観や間取りや設備などは重視されるポイントです。
しかしこれらは今では色々な情報があるので、
調べさえすればかなりこだわった家づくりができる様になりました。

しかし、人がそこに住み、生活していく上で忘れてはならないのが、
近隣環境、言うなればコミュニティではないでしょうか?
そして、これはなかなか自分の思い通りには行かないがため
コミュニティが発達している地域はそれだけ付加価値が高いという事になると思います。

コミュニティとはなんでしょうか?

これはなにも近所の家族ぐるみで
べったりとつきあわなくてはいけないということではなく
その根っこの部分の価値観が同じだと言う事ではないでしょうか。

書籍「アメリカの住宅生産」にもあった様に
アメリカの住宅地が揃った街並で綺麗なのは
同じ大きさの家を求める人たち(すなわち世帯の所得などの近い人たち)
が集まるからであり、よって価値観が近い人間が集まりやすく、
結果コミュニティーが生まれやすいということなのではないかと思います。

書籍「米軍ハウス日和」に登場していた各エリアのハウスに住む方達も
まさにこの根っこ部分の価値観が一緒なのだと思います。

しかも「共用の庭」であったり「共用の畑」であったり、
ただの自治会館の様な建物ではないコミュニティーの生まれるしかけが非常に重要です。

今の日本の住宅地開発は、いかに効率よく区画割りできるかという
買う側、住む側にはまったく関係ない都合が優先され、
同じ様な外観の建売の家もコストダウンの理由が主であり
まったく自由度がありません。

価値観優先の家づくり

そんな悲しい状況に光明を刺す注目の家づくりの手法が
コーポラティブスタイル」の家づくりであり、
それを提案、実践している不動産会社さんがありました。
それが「Enjoy works(エンジョイワークス)」さんです。
神奈川県の葉山、鎌倉、湘南といった地域を中心に不動産を手がけられています。

「コーポラティブスタイル」とはどんな手法でしょうか。
エンジョイワークスさんが運営されているHP「enjoystyle.jp」を見てみると

コーポラティブ方式とは居住する者が組合を結成し、共同して事業計画を定め、土地取得・建物設計・工事発注・その他事業を行い、住宅を取得し、管理していく方式のことです。

との事。簡単に言うと一世帯ではとうてい購入する事ができない立地の広い土地を
複数人で購入する事ができ、マスタープランという、住環境をできるだけ良くする為の
建物配置と緑化の計画をもとに、内部に関しては個々のライフスタイルに合わせて
計画できるのだそうです。

こうする事で、ごちゃごちゃとしない住宅地の外環境が担保されます。

そして敷地内の緑化により適度な目線を遮りながらも
広々とした借景を生活に取り込む事ができるという事です。
(さらに年月が経ち、緑が育つことにより住環境の価値がより増します。)

さらに一番のメリットはやはり同じ様な価値観の人が集まって住める
=コミュニティが生まれると言う事ではないでしょうか。
これこそこの手法の一番のメリットの様な気がします。

目が離せないあたらしい計画

現在、enjoystyle.jpでは鎌倉の大町6丁目という所で新しい計画が始まっています。
それにも「里山」「中庭の森」などのコミュニティの生まれるしかけが配されています。

鎌倉ヴィレッジ大町6丁目プロジェクト

今は鎌倉地区を中心に展開されていますが新しい時代の家づくりの手法の先駆けとして
エンジョイワークスさんから目が離せませんね。

enjoystyle.jpのHPの中にすてきな言葉がありました。

「自分が・・」「自分が・・」から、「一緒に・・」「・・にとけこむ」「・・を感じる」そんな新たな発想で。

※追記
上記大町プロジェクトは終了した様ですが、新しい計画も進行中のようですので
エンジョイワークスさんHPをチェックしてみてください。

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