アメリカンハウス　平屋の街並

緑が多く車道から芝をはさんで歩道があり、ガレージ付きの平屋が立ち並ぶ。国旗が掲揚してあるアメリカの代表的な郊外の住宅地ですが、これどこだかわかりますか？

これだけでわかった人は何かあげたいくらいです（笑）実はここは1990年に公開の映画「シザーハンズ（原題　Edward scissorhands）」の撮影で使われた、あの住宅地なんです。ピンクや水色やグリーンのカラフルな街並と言えばわかるでしょうか。

場所はフロリダ州タンパの近くのルッツという町のティンスミスサークル（Tinsmith Circle）という住宅地で、撮影時には全戸色を塗り替えて撮影したそうです。

私は昔はシザーハンズは怖いホラー映画だと思っていて（笑）見なかったのですが、大人になってから見たときはその切ない物語と綺麗な映像にショックを受けました。なんで今まで見なかったのかと（笑）それ以来、好きな映画の上位入りです。

さて現在の様子はグーグルストリートビューで見られますが、かなり樹木も大きくなって映画の様なつくられたこざっぱり感はないですが住宅街として落ち着いていい雰囲気になってます。

主人公エドワードが居候したペグの家もありました。当時の形のまま残っています。アメリカは一度建てるとすぐに壊したりせず家に手を入れ、何家族も住み続けて、それがさらに価値向上につながったりと言う事も聞きます。日本のスクラップ＆ビルドとは大違いですね。

この広い庭もそのままです。映画では庭にツリーハウスがあって弟達がラジオを聞いていましたね。

そして気になる全体配置（笑）

これはやっぱりクル・ド・サックという事になるんでしょうか。突き当たりの所に車が旋回できるスペースがあります。プールのある家もありますね。しかし池などもあって緑も多いしすばらしい住環境。こんな所に住めたらいいな～なんて思ってたら何軒か売りにでてました（笑）

本当は日本でこういう宅地開発してくれると一番うれしいんですけどね。